🍃胃のもたれ・食欲不振でお悩みの方へ🍃

胃の不調には、

• 食後に胃が重く感じる

• 少し食べただけで満腹になる

• 食欲が湧かない

• 胃が張る、ムカムカする

といった症状が多く見られます。検査では大きな異常が見つからず、「疲れ」「ストレス」「年齢のせい」と言われることも少なくありません。しかし実際には、胃そのものの問題だけでなく、全身のバランスの乱れが背景にあるケースが多くあります。

西洋医学的に考える胃のもたれ・食欲不振■

西洋医学では、胃のもたれや食欲不振は、

• 胃の蠕動運動(動き)の低下

• 胃酸分泌の乱れ

• 自律神経のバランス異常

などが関与すると考えられています。

特に、

• ストレス

• 睡眠不足

• 不規則な食事

• 疲労の蓄積

により、副交感神経がうまく働かず、消化機能が低下することがよくあります。そのため、胃薬を飲んでもスッキリしない状態が続く方も少なくありません。

胃の不調と自律神経の関係■

胃腸の働きは、自律神経の影響を非常に強く受けます。

• 緊張状態が続く

• 常に気を張っている

• 休んでも疲れが取れない

このような状態では、胃は「休むモード」に入りにくくなり、消化・吸収がスムーズに行われなくなります。つまり、胃の症状は身体からの疲労サインとして現れている場合も多いのです。

■東洋医学からみた胃のもたれ・食欲不振■

東洋医学では、胃の不調を「脾・胃(ひ・い)」の働きを中心に捉えます。

♦主に考えられる証♦

① 脾胃虚弱(ひいきょじゃく):食後にすぐ疲れる、胃が重い、食事量が減るなど。消化吸収を担う力が弱っている状態です。

② 気滞(きたい): 胃の張り、ストレスで悪化、ゲップが出やすい。気の巡りが滞り、胃の動きが抑えられていると考えます。

③ 痰湿(たんしつ):胃のもたれ感が強い、体が重だるい、口の中がねばつく。余分な水分が体内に停滞し、消化機能を妨げている状態です。

④ 気血両虚(きけつりょうきょ):食欲がわかない、疲労感が強い、回復に時間がかかる。全身のエネルギー不足が、胃の働き低下として現れます。

経絡との関係■

胃のもたれ・食欲不振には、

胃経

脾経

が深く関係します。また、ストレスが強い場合には肝経の影響が加わり、胃の不調が長引くこともあります。

鍼灸でのアプローチ■

当院では、

• 胃腸の働きを高めるツボへの施術

• 自律神経のバランス調整

• 全身の気血循環を整える施術

を組み合わせて行います。

胃だけに直接刺激を与えるのではなく、

身体全体を「消化しやすい状態」に整えることを重視しています。

まとめ■

胃のもたれ・食欲不振は、胃だけの問題ではなく、疲労・ストレス・巡りの乱れが深く関係しています。鍼灸では、身体全体から消化機能を支えていきます。