🍃手指のしびれ・痛みでお悩みの方へ🍃

手指のしびれや痛みには、

• 指先がジンジンする

• 感覚が鈍い、左右差がある

• じっとしていても違和感がある

• 細かい作業がしづらい

といった症状がみられます。「手を使いすぎただけ」と思われがちですが、実際には神経・血流・姿勢の影響が複雑に関与していることが少なくありません。

西洋医学的に考える手指のしびれ・痛み■

手指のしびれは、主に神経の通り道での障害によって起こります。代表的な要因としては、

• 首(頚椎)から出る神経の圧迫

• 肩〜腕での神経・血管の圧迫

• 手首周囲での神経絞扼(例:手根管部)

などが挙げられます。特に多いのが、

• 首・肩の筋緊張

• 前腕の硬さ

• 長時間の同一姿勢

によって、神経や血流が慢性的に圧迫されている状態です。そのため、手や指だけをケアしても改善しにくいケースが多く見られます。

首・肩との深い関係■

手指の神経は、首 → 肩 → 腕 → 手指という経路を通っています。首や肩の筋肉が硬くなると、

• 神経の滑走が悪くなる

• 血流が低下する

• 末端である指に症状が出やすくなる

といった状態が起こります。「首や肩はそこまで痛くない」という方でも、手指のしびれとして現れることがあります。

東洋医学からみた手指のしびれ・痛み■

東洋医学では、しびれや感覚異常を「気血の巡りの障害」や「栄養不足」として捉えます。

♦主に考えられる証♦

① 瘀血(おけつ):しびれが慢性的、同じ指・同じ場所に出やすい、冷えると悪化。血の巡りが悪く、神経への栄養が届きにくい状態です。

② 気滞(きたい):張る感じ、ストレスや緊張で悪化、日によって症状が変わる。筋緊張による神経圧迫が関係します。

③ 気血両虚(きけつりょうきょ):疲れるとしびれが強くなる、全身のだるさを伴う、回復に時間がかかる。体全体の回復力低下が、末端症状として現れていると考えます。

経絡との関係

手指のしびれ・痛みは、

• 親指〜人差し指:肺経・大腸経

• 中指:心包経

• 薬指:三焦経

• 小指:心経・小腸経

など、症状の出る指によって関係する経絡が異なります。経絡の流れを意識することで、原因部位の推測や施術方針が明確になります。

鍼灸でのアプローチ■

当院では、

• 手指だけでなく、首・肩・腕まで含めた調整

• 神経や血流の通り道を意識した施術

• 気血循環を高め、感覚が戻りやすい状態づくり

を重視しています。症状の強さや経過に応じて、刺激量を細かく調整しながら施術を行います。

まとめ■

手指のしびれ・痛みは、手だけの問題ではなく、首・肩・腕・全身の巡りが深く関係しています。鍼灸では、原因となる流れ全体を整えていきます。