🍃ぎっくり腰でお悩みの方へ🍃

ぎっくり腰は、突然強い痛みが出るため、「何か重大なことが起きたのでは」と不安になられる方が多い症状です。実際には、重い物を持った瞬間だけでなく、靴下を履こうとした時や、少し体をひねっただけで起こることもあります。

西洋医学的に考えるぎっくり腰■

ぎっくり腰は一般的に「急性腰痛」と呼ばれ、筋肉・筋膜・靱帯・関節周囲に急激な負荷がかかった結果として起こると考えられています。多くの場合、

• 腰部の筋肉疲労の蓄積

• 関節の可動域低下

• 姿勢不良や体の使い方の癖

といった下地があり、そこに小さな動作が引き金となって発症します。必ずしも椎間板ヘルニアや骨の異常が原因とは限らず、「はっきりした原因が特定できない」ぎっくり腰も多く存在します。

東洋医学からみたぎっくり腰■

東洋医学では、ぎっくり腰を「急激に気血の流れが滞った状態」と捉えます。特に多いのが以下のタイプです。

気滞ストレスや緊張が強く、筋肉が一気に固まる

瘀血血流が悪く、痛みが鋭く固定的

寒邪の影響冷えにより筋肉が急に収縮

普段から疲労や冷えが蓄積しているところに、ちょっとした動作が加わることで発症しやすいと考えます。

なぜ「安静にしているだけ」では長引くことがあるのか急性期には無理に動かさないことが大切ですが、必要以上に動かさない状態が続くと、

血流の低下

筋肉のこわばり

回復の遅れ

につながることもあります。

炎症を悪化させない範囲で、回復を促すケアが重要になります。

鍼灸によるぎっくり腰へのアプローチ■

当院では、以下の点を重視します。

炎症部位を直接刺激しすぎない

腰部だけでなく、臀部・背中・下肢も含めて調整

緊張を緩め、巡りを回復させる施術

鍼は、無理に動かさなくても

体が自然に緩むきっかけを作ることができます。

施術後にみられる変化■

痛みの質が変わる(鋭さが和らぐ)

動作時の恐怖感が軽減する

立ち上がりや歩行が少し楽になる

※状態によっては、数回に分けて回復を促します。

日常生活での注意点■

無理に伸ばしたり強く揉まない

冷やさず、腰回りを温める

痛みの出ない範囲で体勢を変える

自己流のストレッチは、かえって悪化することがあります。

受診の目安■

動くのがつらく日常生活に支障がある

何度もぎっくり腰を繰り返している

痛みが長引いている

冷えや疲労が強いと感じる

このような場合は、一度ご相談ください。

まとめ■

ぎっくり腰は突然起こるように見えて、日頃の疲労や体の使い方が深く関係しています。当院では、西洋医学・東洋医学の視点から状態を見極め、回復を促す鍼灸施術を行っています。