首こり・ストレートネックでお悩みの方へ

首こりや首の詰まり感は、「肩こりの一部」として軽く考えられがちですが、実際には 姿勢・筋肉・神経・自律神経 が複雑に関係している症状です。

• 首が常に重い

• 首を動かすと違和感がある

• 長時間のデスクワークで悪化する

• 頭痛や眼精疲労、吐き気を伴う

このような症状が続いている場合、首への負担が慢性化している可能性があります。

首こり・ストレートネックへの鍼灸治療

西洋医学的にみた首こり・ストレートネック■

● 頸椎の構造と本来の役割

頸椎(首の骨)は7つの骨で構成され、本来は前方に緩やかなカーブ(生理的前弯)を描いています。このカーブがあることで、頭の重さ(約4〜6kg)を分散し、首や肩への負担を軽減しています。

● ストレートネックとは

スマートフォンやパソコン作業などで、頭が前に突き出た姿勢が続くと、このカーブが失われ、首がまっすぐな状態になります。これが一般的に「ストレートネック」と呼ばれます。その結果、

• 首・肩の筋肉が常に緊張状態になる

• 関節や椎間板への負担が増える

• 神経や血管が刺激を受けやすくなる

といった状態が起こりやすくなります。

大阪市三津屋の女性専用鍼灸院でんの首こり・ストレートネックの鍼灸治療

首こりが慢性化しやすい理由●

首の筋肉は、頭を支えるだけでなく、背中・肩甲骨・腕とも連動しています。姿勢不良が続くことで、胸椎、肩甲骨の動きが悪くなり、首への負担が多くなります。そのため、首だけを見ていても、姿勢の崩れや体の使い方が変わらなければ改善しにくいのが特徴です。

また、首周囲には自律神経が集中しているため、

• 睡眠の質が下がる

• 疲れが抜けにくい

• 緊張しやすい

といった全身症状につながることもあります。

東洋医学からみた首こり、ストレートネック●

東洋医学では、首の不調は単一の原因ではなく、体質や生活習慣によっていくつかのタイプに分けて考えます

■気滞(きたい)

特徴

• ストレスを感じやすい

• 首や肩が張る感じが強い

• 気分の波と症状が連動する

考え方

精神的な緊張やストレスにより、気の流れが滞り、

首や肩に「張り」「詰まり」として現れます。

■瘀血(おけつ)

特徴

• 痛みの場所がはっきりしている

• 刺すような痛みがある

• 長年同じ場所がつらい

考え方

血流が悪くなり、首周囲の組織が十分に養われていない状態です。

慢性的な首こりや、動かしたときの引っかかり感と関係します。

■痰湿(たんしつ)

特徴

• 首が重い、だるい

• 天候や湿気で悪化しやすい

• 体が重だるい

考え方

体内の水分代謝が滞り、余分な水分が首や肩に停滞している状態と考えます。

「重さ」「すっきりしない感じ」が特徴です。

■気血両虚(きけつりょうきょ)

特徴

• 疲れやすい

• 首を支える力が弱い感じ

• 休んでも回復しにくい

考え方

体を支え、修復するエネルギーが不足している状態です。無理を重ねることで、首こりが慢性化しやすくなります。

なぜ首だけを施術しても改善しにくいのか■

首は、

• 背中

• 肩甲骨

• 胸郭

• 骨盤

と連動して動いています。

そのため、首だけを集中的に施術しても、

姿勢や体の使い方、自律神経の状態が変わらなければ、症状は繰り返しやすくなります。

なぜ首を強くほぐすと逆につらくなることがあるのか■

首はデリケートな構造をしているため、強い刺激や無理な矯正は、かえって緊張を強めてしまう場合があります。

とくにストレートネック傾向のある方は、

• 筋肉が防御的に硬くなっている

• 神経が過敏になっている

ことが多く、やさしく段階的に整えることが重要です。

鍼灸による首こり・ストレートネックへのアプローチ

当院では、次の点を重視しています。

• 首・肩・背中の筋緊張バランスの調整

• 肩甲骨や胸郭の動きを含めた全身施術

• 東洋医学でみた体質を踏まえた全身を整えるためのツボ選択

鍼は深層の筋肉へ穏やかに働きかけるため、

強い刺激を与えずに緊張を緩めることが可能です。

施術後に感じやすい変化

• 首の動きがスムーズになる

• 頭や目の重さが軽くなる

• 呼吸が深くなる

• 施術後に眠気やリラックス感が出る

これらは、体の緊張が緩み、巡りが整い始めたサインと考えられます。

まとめ

首こり・ストレートネックは、姿勢だけでなく、筋肉・血流・自律神経・体質が複雑に関係して起こります。

当院では、西洋医学と東洋医学の両面から状態を見極め、その方に合わせた鍼灸施術を行っています。