鍼灸はなぜ効くのか?

鍼灸を受けたことがある人、これから受けてみようと思っている方に、鍼灸はなぜ効くのか?何に効くのか?を今日は簡単にご紹介したいと思います。 

①血流の改善

コリがあるところに鍼を刺して刺激することによって、血流が改善され溜まっていた老廃物が流れます。圧迫されていた神経が正常になり痛みやだるさなどが緩和されます。

②痛みの鎮静

鍼や灸で体を刺激すると、脳からエンケファリン、エンドルフィンなどの鎮静作用のある物質が分泌され痛みが緩和されます。

また「下行性疼痛抑制系」といって、刺激に対して脳からセロトニン、アドレナリンが放出され、痛みを伝える神経をブロックして痛みを感じにくくします。

③免疫機能の向上

鍼やお灸で、あえて体に微細なダメージをつけることによって、免疫細胞(白血球、リンパ球)が活性化し風邪などの予防にも繋がります。

④自律神経の調節

自律神経が乱れると、全身の倦怠感、多汗、頭痛、肩こり、動悸、不整脈、めまい、不眠、吐き気など様々な症状がでてきますね。

鍼灸治療では「体制-自律神経反射」といって、使うツボの場所によって自律神経を整える作用があります。

手足などの末端の刺激では副交感神経を、体幹の刺激では交感神経を調節していきます。

と、他にも作用は色々とありますが、簡単に鍼灸治療での効果をご紹介させていただきました(^^)

体のことでお悩みのある方は、一つの手段として鍼灸治療を取り入れてもらえたら嬉しいなと思います。

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