🍃慢性的な肩こりでお悩みの方へ🍃
慢性的な肩こりは、「仕方がないもの」「体質だから」と我慢されている方が多い症状です。しかし、長期間続く肩こりには、日常生活の姿勢や体の使い方、ストレスなど、複数の要因が重なっていることが少なくありません。当院では、肩だけに注目するのではなく、なぜ肩こりが続いているのかを丁寧に確認し、鍼灸施術を行っています。

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肩こりの主な原因は、僧帽筋・肩甲挙筋などの筋肉が、長時間緊張し続けることにあります。デスクワークやスマートフォン操作により、首が前に出た姿勢が続くと、頭の重さを支えるために肩の筋肉へ大きな負担がかかります。この状態が続くと、筋肉の血流が低下し、疲労物質が十分に排出されなくなります。その結果、重だるさ・張り感・痛みとして自覚されやすくなります。また、運動不足や呼吸の浅さも、血流低下を助長する要因のひとつです。

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■東洋医学からみた慢性的な肩こり■
東洋医学では、慢性的な肩こりを一つの原因だけで捉えず、体質や状態に応じていくつかの「証」に分けて考えます。
◆ 気滞(きたい):ストレスや緊張が続くことで、気の巡りが滞った状態です。
特徴: 肩が張る、詰まる感じ・ストレスが強いと悪化・ 気分の落ち込みやイライラを伴うことも。
精神的な緊張が強い方に多く見られます。
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◆ 瘀血(おけつ):血流が悪くなり、老廃物が滞っている状態です。
特徴: 肩こりが長年続いている・押すと刺すような強い痛みがある・夜に症状が強くなることがある。
慢性化した肩こりでは、瘀血が関与しているケースが多く見られます。
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◆ 痰湿(たんしつ):体内の水分代謝がうまくいかず、余分な水分が滞っている状態です。
特徴: 肩が重だるい・雨の日や湿気で悪化・体が重く疲れやすい。
「重たい感じの肩こり」を訴える方に多い傾向があります。
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◆ 気血両虚(きけつりょうきょ):気と血が不足し、筋肉を十分に養えない状態です。
特徴: 疲れると肩こりが強くなる・ 朝より夕方に悪化・ 全身の倦怠感を伴う。
過労や睡眠不足が続いている方に多く見られます。
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■鍼灸による慢性的な肩こりへのアプローチ■
当院の鍼灸施術では、以下の点を重視しています。
• 緊張している筋肉への直接的なアプローチ
• 首・背中・肩甲骨の連動を考慮した施術
• 自律神経のバランスを整える調整
鍼は、表面だけでなく深層の筋肉へ穏やかに働きかけるため、「力を加えなくても緩む感覚」を感じられる方も多くいらっしゃいます。
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■施術後によくある変化■
• 肩の軽さを感じる
• 首や肩が動かしやすくなる
• 呼吸が深くなる
• 施術後に眠くなる、リラックスする
これらは、体の緊張が緩み、巡りが整い始めたサインと考えられます。
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■来院の目安■
• 肩こりが数か月以上続いている
• マッサージを受けてもすぐ戻る
• 頭痛や眼精疲労を伴う
• ストレスを感じやすい
このような場合は、一度ご相談ください。
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■まとめ■
慢性的な肩こりは、筋肉の問題だけでなく、姿勢や生活習慣、ストレスなどが複雑に関係しています。当院では、西洋医学・東洋医学の両方の視点から状態を見極め、その方に合わせた鍼灸施術を行っています。